LoudMetal(2010)

2010年5月29日に行われたLoudMetalから3人のインタビュー。
意味の分からない箇所があってもそれはまたしてもドイツ人とフランス人が英語で喋ってる為ではなくそれを英語の出来ない日本人が訳している所為なので悪しからず。
今回は文面が無かったのでリスニング頑張りました・・・おかげで仕上がりがこんなに遅くなってしまった。
限界を感じた所はかなりざっくり意訳したり省いたりしてます。後半に行くほど怪しいです。
あと(キリッとか(にっこり)とか入れたけど決してふざけてるわけではn(

↓LoudMetalのページ(動画) 大先生とクラップがとても暇そう。。
http://loudmetal.over-blog.com/article-interview-with-oomph-51987158.html

LM:パリへようこそ!
Oomph!のみなさんが再びパリに来てくれました。
前回は3年前、ドイツで賞を獲得したあとだったかな。


Dero:そう。

Flux:"Die Bundesvision Songcontest"だね。

LM:そう!それだ。えっと・・・

Flux:"Die Bundesvision Songcontest"です。(キリッ

LM:この3年間は、バンドとしてはどうだった?

Flux:3年分歳を取ったし、3年分賢くなったね。

LM:髪の毛は今も生えてないね?

Flux:髪は無いままだね。

Dero:けど彼の髪、後ろの方は伸びてたんだよ。

Flux:ああ。そうみたいだ。(笑)

LM:"Träumst du?"っていう曲でコンテストに優勝したんだったね。そのことはいい結果をもたらした?

Dero:一番に投票してくれるファンがたくさんいるってのはいつも嬉しいもんだよ。
投票型のコンテストでは、一番良いと思った一曲に投票しなきゃいけない。それが俺達の作ったものだったんだから。
ドイツに俺達のファンがたくさん居るってことが分かって嬉しかったよ。

LM:その他にいい反響はあったかい?ヨーロッパの中で。

Dero:ああもちろん!セックスし放題だ。(笑)

LM:いつでも。(笑)

Dero:バイアグラに感謝しなきゃ。

LM:笑。2008年にはさらなるサプライズがあったね。アルバム"Monster"がリリースされた。
とても驚かされるアルバムだったよ。これは君たちからの、ファンを驚かせるための特別な作品だったんじゃない?


Dero:そうだね。俺たちの新しい一面を見せたいと思ったんだ。進化しないということは俺たちには悲しいことだから。新しい境地を探し続け、同じことを繰り返さないというのが俺たちの音楽活動の指標だよ。だから次の11枚目になるアルバムもまた新しいものになるはずさ。新しいアイディアを50個ほど集めて、その中から形作ろうとしているところなんだ。

LM:なるほど。では前回のアルバムみたいにアコーディオンを使ったり、それとも他の新しい楽器とかを使ったりするのかい?

Flux:そう思うけど、そのことについて話すのはまだ早すぎるんじゃないかな。アイディアはどれもまだ荒削りな段階だから。
でも、そうだね、何曲かの中ではアコーディオンが使われていたのを聴いたよ。けど3人で音を作ったりしているうちに変わったりもするだろう。もしかしたら子供用の楽器だけで全てを作る可能性だってある。どうなるかはまったく分からないね。
君は驚かされたと言ったけど、一番の理由は聴き手を驚かすことじゃなくて、俺たち自身が何年も経った後に聴いて驚く、新鮮な気持ちを味わうためなんだ。新鮮な気持ちを持ち続けるには、作業の過程でいつも新しいことを形作っていく必要があるよ。

Dero:真面目になり過ぎないことがすごく大事なんだ。次のアルバムの歌詞では俺たちについてのちょっとした悪ふざけをたくさん盛り込んでいるよ。とても新しくて、とても愉快なね。俺たちの面白い一面を開拓すると思う。

LM:(クラップに向かって)そっちのシャイガイはどう?(笑)
10年、15年間かそれより長く君たちを見てきて、僕はとてもすごいと思ってるんだけど、いつもアルバムの最後まで良い曲が入っているだろ?この前の"Monster"の曲は今までで一番良いんじゃないかな。たくさんのバンドの場合良い曲が4、5曲と、ただの数合わせっていうのが多いけれど。
きっと君たちが専用のスタジオをドイツに持っているからだろうけど、それによって、曲と向き合ってたくさん時間をかけることができるのかい?


Crap:それは出来るよ、もちろん。俺たちは制作にたくさん時間をかけられる。自分たちのスタジオがあるから、スケジュールが迫ってきて作業をそこでやめるってこともないし、・・・(デロに英語を聞くクラップ)

Dero:スタジオを借りる...

Crap:スタジオを借りなきゃっていう手間もないからね。自分たちのスタジオを持っているのは作業する上で素晴らしいことだよ。

♪Wach auf!

LM:新しい作品は昔の曲を扱ったものだね。"Truth or Dare"は厳密に言えばニューアルバムではないけれど、そのアイディアはどこから生まれたの?

Dero:俺たちには契約を取るのが難しい国がいくつもあったんだ、ドイツ語の作品だっていうことで。だからこれは扉を開ける鍵だよ。俺たちの音楽の新しい市場となるところを開拓するための。いろんなところが「OK。この英語のベストアルバムでなら君たちと契約しよう。」って言ってくれたよ。俺たちは「ありがとう。」って。
もちろんドイツ語で出来れば言うことないさ、母語だからね。感情を一番深く込められるのは母語だと思ってるし。うん、だから、とりあえずきっかけとしてだ。過去にいろんな国で「ドイツ語なら君たちのものはリリースしない」って言われてとても残念だった。それが今回このアルバムのおかげで・・・実現した。いいことだ。

LM:新しいファンを獲得するのにはいい方法なんじゃない?例えばアメリカ、大きな市場を持っているし・・・

Dero:ああ。アメリカ、カナダ、日本・・・その他にもね。

LM:いくつか評論を読んで、僕は同意せざるを得なかったんだけど・・・それが何年も前から知っている曲だととても奇妙に感じる、と。新しく別の言葉で録り直したものを再解釈するのは非常に難しいことだろう。その曲が、もう何度も聴いたものであるほど、時としてリスナーを追い払ってしまう。"Truth or Dare"の新しい曲を受け入れるのはとても難しいって。

Dero:気持ちを変えるのは何においても難しいことさ。だろ?
ただ言ったようにこれは基本的に新たな聴き手を得るためのものであって、「これかっこいいな」って思った人が、色々漁ってYoutubeとかoomph.de(公式HP)に行って、「こいつらドイツ語で歌ってんのか、こっちのほうがいいじゃないか!」ってなってくれても構わないんだ。(笑)
俺は英語と結婚したわけでもない、婚約したわけでも何したわけでもない。けなしてるんじゃないけど、もちろんドイツ語だともっと深いものが出来る、そう思うよ。でも英語歌詞への作り直しはとても上手くいったと思ってる。主要な精神、アイディア、ストーリーを保てているから。それらをすっかり変えてしまわないことを目差してたんだ。
俺たちは自分のしていることを人々に請合いたいね、目指してたことは達成したと思うよ。古いファン向けではなく、俺たちが今までにリリースしたことがなかった新しい人や国に向けたものってことだ。

LM:OK。ところで次の新しいアルバムは100%ドイツ語っていうことでよかったね?

Dero:そうだ。それははっきりしてる。

LM:テーマは何になるの?また子供時代とか、そういったものかな?

Dero:いや、うーん、いろんなテーマがあるよ・・・ありすぎてほんの1個2個挙げるのは・・・けど言ったように、どれもだいたい皮肉った感じの曲、歌詞だね。なんていうか、一風変わったユーモアみたいなもんだよ。なぜならそれは自分を愛する心を思い起こさせるために大切なことだからさ。さもないと、あんまり真面目でいると他人から馬鹿にされるから。
自分たちで自分たちのことをからかってみたいんだ、他の誰かにされる前に(笑)

LM:笑。ピエロに扮装したりするのかい?

Flux:ああ・・・いいアイディアだ。考えてみよう。

LM:笑ってるね。

Flux:いいや、本気だよ。(笑)

Dero:ここ(側頭部)の部分の髪の毛をまた生やしたらどうだい?

Flux:俺の髪はピエロみたいにするにはぴったりだろうよ。ここ(頭頂部)はもう生えないけど、この辺(側頭部)はまだちゃんと生えるから。きっといいクラスティができると思う。(笑)

krusty+the+clown.jpg

LM:ピエロのクラスティか。笑
ところで君たちは検閲に引っかかることを今もまだ楽しんでいる?
君たちは最初の時から、1stアルバムの時からいつも検閲されてきて、"Gott..."


Dero:"Gott ist ein Popstar"。神はポップスター...

LM:そう。そのことを愉快に感じる?検閲されることを。

Dero:一方ではそうだね。もう一方では恐ろしく思うよ、自由な国ですら検閲があるということに。けどそれは世界中の宗教組織が成長して、どんどん徹底的になっていっているからだと思う。そして人々はこの宗教運動の流れをあらわにするのを恐れている。彼らはアン・デモク・・アン・デモクラティカル・・・分かるよね。
もし君がこう言ったとしよう、「気をつけろよ。我々にはもちろん宗教の自由がある、だが宗教とともに生活するということは、それはもう民主主義ではないぞ。」すると彼らは「そんなことを言うなんて、おまえは民主的じゃないな!」
だから俺達は本当に気をつけなくちゃいけないんだよ。前の世紀はこのヨーロッパで自由に活動するのがとても大変だったんだ。気をつけなきゃいけない、こんなことを言って俺達の自由を奪う奴がいないかどうか。「おまえらがデモクラシーなら、俺はアン・デモクラティ・・・なんだ、アン・デモ・・・

LM:・・・クラティカル?

Dero:噛ませるぜ・・・。だから本当に俺たちは注意しなきゃ。民主主義も自由もヨーロッパにとってとても重要なものだと思うから。

LM:フランスにも同じような面があるよ。
???(ごめんなさい聞き取れない)っていうお祭りがあるんだけど・・・知ってる?キリスト教徒が(ここも聞き取れませんhelp me!)
まるでアメリカの聖書地帯にいるみたいに。18世紀や19世紀に戻ったかのようにさ。
だからフランスはもっと・・・ドイツの方が寛容だったなと思うんだけど。


Dero:ああ、それはそうだね。けど"Gott ist ein Popstar"をリリースした当時は、ムハンマド風刺画事件(※wiki)のことがあって・・・

LM:スウェーデンだっけ。

Dero:デンマークだね。みんなとても敏感だったよ。大きなTVショーだったから"Gott ist ein Popstar"っていう歌で傷付く人もそこにはいたんだろう。けど「どうして?だって神はポップスターじゃないか」って。だろ、彼はポップスターみたいに市場を持ってる。イエスのTシャツとかもあるし、教皇はまるでマイケル・ジャクソンだし。分かるだろ、言いたいこと。
それはとても変だと思ったけど、さっきも言ったように注意しなきゃ、言論の自由は一番大切なことだから「これ以上それを言ったら駄目だ」って言ってくる奴がいたら危険だからさ。俺は芸術の上では何ものも規制されるべきでないと思ってる。

♪Wach auf!

LM:君がステージ上ですることで、奇妙に思っていることがあるんだ。
昔マイケル・ジャクソンがこうしてたように(腰を動かして)・・、そして君はいつもこんな風に・・・
dero_.jpg
とっても変だなと思ってるんだけど(笑)。どうして?

Dero:ああ、それは、俺はからかってるんだよ。そんなもの見たくないって人もたくさんいるけど、それはいつだってユーモアさ。俺だっていつもマイケル・ジャクソンをからかうよ。だって、もちろん一方では本当に哀れな人だったけど、反面とても馬鹿馬鹿しくもあるから。

LM:君もそう?

Dero:俺は・・・時々俺はステージの上でとても馬鹿馬鹿しくなることがあるよ。
けど俺は自分のことを好きになれる。便利なんだ。(にっこり)

LM:そこにエルヴィス・プレスリーのDVDがあるのが見えるんだけど、君の子供時代の代名詞かい?

Dero:ああ、もちろんさ!俺の両親はエルヴィスやビートルズのレコードをとてもたくさん持っていた。そして俺は子供の頃にそういう、エルヴィス、ビートルズ、ストーンズのアルバムを、世界でとても評価の高かったバンドやアーティストを聴いていた。うん・・大好きだね!録音されたもの、生で録音されたものでだよ、音を外して歌ってるのを聴くことはないだろう。彼は大変な完璧主義者だったんだ。すごくいいよ。

LM:(クラップに)君は完璧主義者かい?

Crap:俺?うん。そうだといいね。(にっこり)

LM:笑。君達はビデオクリップの制作に直接関わってる?

Dero:もちろん。

LM:バンドのみんなが?

Dero:もちろんさ!皆全てに関わっているよ。ストーリーから台本から衣装から何から。

LM:なぜビデオにはカストロのような母親、悪い登場人物が出てくるんだい?この間の"Auf Kurs"でも、女の子はとっても・・・

Dero:ああ皆知っているように、女性は残酷だからさ!

LM:"Träumst du?"にも、子供たちを打ちたがる女性が出てくる。なぜ彼女達をそんな悪者に?

Dero:それはね、フェチなんだよ。(笑)

LM:ははははは!

Dero:(苦笑・・・)知っての通り、女性は残酷になれるだろ。

LM:同意見だ。(笑)

Dero:女性の残酷さは男性のとは違う。俺たちの場合そういうことをする時は、とても・・・

LM:無邪気な?

Dero:至極普通のやり方をするよね。よし、お互いの顔を殴り合うぞ!って。その後はビールを飲んでそれで終わりさ。女性の場合は後から・・・

LM:計画的?

Dero:ああ、より心理的なやり方をするだろ?そしてもっと込み入ったことを。彼女らの残酷さの方が知的なんだね、おそらく...。

LM:(フルクスに)君も同じ意見?

Flux:いつものごとく"イエス"だ。

LM:笑。よかったらもっと何か...

Flux:すべての女性がそうではないけど。いくらかはそうだね。それと普段強そうに見える男性が常に一番力を持っているわけじゃないっていうのは面白いね。それから子供や女性のように弱い者が、俺たちのビデオの中では時として強者になる。

LM:だから君たちは"Auf Kurs"のビデオクリップの中で弱くて愚かな人間に・・・

Flux:俺たちは単に弱者なんじゃなくてね、

Dero:俺たちは苦しんでたんだよ!

Flux:あれの主題は俺たちがお互いを拷問し合っていることだよ、双子のような、クローンみたいな奴を拷問し合うこと。もちろん強い女性も出てくる。それをやらせる監督者みたいなね。けど拷問し合うことがテーマだよ。

Dero:ただ、自然の摂理としてさ、それに尽きるよ。最初の性は女性性だった。
そして俺たちはただ進化の上での・・・過ちだよ多分。(爆笑)
女性の性はいつも自分自身に反応できるけど、俺たちはできないもの。

LM:笑。でも試してみることはできるよ。

Dero:試してみることはできる・・・ああ、そうだね!俺と俺の手が。(笑)

LM:(爆笑)

Dero:役には立たないだろうけどね。俺たちがあまり真面目ばったビデオを作らないのはそういうことだよ。それもまたコメディだ。大きな皮肉さ。それって大切なことだろ?

~Fin~
posted by 準之介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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